マツナガです。
風邪を引きやすい時期には
ビタミンCを取ると良いだとか
ガン治療にビタミンCの大量摂取が良いとか
様々な単一性のビタミンの話なんかがある。
でも近頃はビタミンも色々取らないと
うまく身体の中で作用しないということは
分かってきていることなんだけど
まだまだ日本では単一性の
ビタミンサプリメントなどが
もてはやされたりコンビニでも
手軽に買える時代になっている。
でもビタミンやミネラルってのは
相互作用であり単一性で摂取しても
あまり効果が無いどころか
有害であるという研究結果もある。
例えば
ビタミンB不足だと
「慢性的な疲れやだるさが抜けない」
「食欲の減退、あまり食べたくない」
「最近落ち着きがない」など
ビタミンC不足だと
「息切れや頭痛が起きやすい」
「関節が弱い」
「風邪をひきやすい」
ビタミンD不足だと
「便秘がちが多い」
「ひきつけが起きやすい」
「骨が弱くなってきた」
など一般的にビタミン不足の
症状なんかあるんだけど
ミネラルも無いと本来の働きが出来ない。
例えば
カルシュウムを吸収したければ
ビタミンDとカリウムとマグネシュウムが
必要でどれかが欠けてもうまく吸収されない。
あ、もちろん適度な運動もね。
だから宇宙飛行士は
宇宙に長期間いると身体が弱っていく。
カルシュウムばかり摂取していても
骨が強くならないのはそういうことだ。
ビタミン、ミネラル、酵素と
バランスよく摂取出来ていなければ
身体というものは良くならない。
まだまだ科学では分かっていないような
成分もあるし科学的に化合されたものは
効果が薄いのは当然のことなんだよね。
だから単品のサプリメントで
効果を感じている人は
どちらかというと
プラセボ効果と思ってもらっても良い。
海外のスタンダードは
マルチビタミン、ミネラルが主流だ。
日本では基本的にまともな食生活をしていれば
ビタミンが不足するということはまず無い。
酵素も生の食材を適度に取っていれば
不足することはあまり考えにくい。
でもミネラルは土壌の問題や
加工食品など生活環境の
変化に伴ってどんどん失われている。
私の整体院でもマグネシュウムの摂取や
自然塩を料理に取り入れてもらうだけで
かなり様々な症状が改善することが
とっても多いんだよね。
だからまずは料理に使っている
塩を自然塩に変えてみる。
他の口に入れるものも
なるべく自然なものに変えていくだけで
体調ってのはどんどん良くなるもんだ。
それでも調子が悪い人は
サプリメントなどに頼るのも良いだろう。
体質は遺伝ではなく
食べたもので変わってくる。
食べたもので身体が作られるというのは
なんとなく分かると思うんだけど
現代人はそんなことには目を向けず
自然なものを食べずに
調子が悪ければ薬で抑える。
そんなことではいつかは
身体が壊れるのは当然なんだよね。
難病やガンが増えているのはそういうこと
そんな不調な人がいたら
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