さて、今日も面白くないシリーズ”たんぱく質”の続き。
きっと、すでに忘れている人も多いと思うから、
ちょっとだけ復習をしよう。
たんぱく質と聞くと、肉や魚、
それと筋肉なんかを
思い浮かべる人もいると思う。
でも、たんぱく質=筋肉というのは、
かなり偏ったイメージ。
じつは、私たちの体は、
筋肉だけでなく、頭のてっぺんから
つま先まで(全身ほぼ)すべてがたんぱく質で出来ている。
それともう1つ重要なこととして”酵素”の話をした。
酵素と聞くと、
消化酵素のことを思い浮かべる人も多いと思うけど、
実は消化酵素だけが酵素じゃないんだ。
そして、その酵素の役割は、
私たちの体の中にある細胞という化学工場の中の、
ひとつひとつの反応を起こさせる反応装置だと考えてもらうといい。
こんな感じでたんぱく質は、
私たちヒトに限らず、動物や植物、
すべての生きものの「生きる」ということの
具体的な働きをほぼすべて担っているといえるんだ。
と、かなりザックリとして感じだけどどうかな?
ま、ちょっと分かりづらいと思うから、
詳細は前回のブログを見直すということで。
<肥満の分かれ道>
私たちの体は必要に応じて、
酵素をいつも作り続けている。
必要に応じてというのは、例えばそれが、
皮膚や骨の細胞のように壊れたり、
寿命がきたりしたために新たに作り直すという”新陳代謝”の場合もあれば、
インスリンのように血糖値が上がった時にその都度作られるものもある。
少し前にブドウ糖は、
グリコーゲンと脂肪に分かれて
体に蓄えられるという話をしたよね。
覚えているかな?
この話で言えば、
ブドウ糖がグリコーゲンになるということは、
ブドウ糖をグリコーゲンにするための
酵素のセットが細胞の中で作られているということ。
また、ブドウ糖を脂肪に作り変えてしまうのは、
そのための酵素セットが細胞の中で作られているというわけだ。
細胞の中で作られる酵素が、
ブドウ糖を摂取して、グリコーゲンしてすぐに燃焼される酵素なのか?
もしくは、脂肪として蓄えられ肥満となってしまうの酵素なのか?
これが肥満になるか、ならないかの分かれ道ということ。
なんとなくここまでは理解できたかな?
<たんぱく質の元、アミノ酸>
そのたんぱく質はアミノ酸から出来ている。
たんぱく質を作るアミノ酸の種類は、全部で20種類。
あなたも”グルタミン酸”なんて言葉を聞いたことがあるんじゃない?
グルタミン酸は、
こんぶの中に含まれる旨味成分の1つとして知られているよね。
アミノ酸は、私たちの細胞の中で決められた順番で規則正しく、
数珠つなぎに繋ぎあわせてたんぱく質を合成している。
それらの数珠つなぎに合わさって作られたすべてのたんぱく質は、
不思議となことに”1本の鎖”のようになっているんだ。
例えるなら、1本の毛糸からマフラーができるような感じかな。
ただ、アミノ酸が10個くらいつながったくらいでは、たんぱく質と呼ばないんだ。
それは、”ペプチド”と呼ばれている。
ちなみにだけど、
インスリンはアミノ酸約50個から出来ている。
構造上も性質もたんぱく質だけど、
これは通常大きめのペプチドと呼ばれているんだ。
通常、人間の体の中にあるたんぱく質は、
200個以上のアミノ酸がつながってできたもの。
その中でも、コラーゲンは大きい方で、
約1000個のアミノ酸で出来ていると言われている。
これらのたんぱく質は、
単体のものばかりかと言えば、そんなことはない。
いくつかのたんぱく質が結合して、
ひとつの完成品になるものもたくさんあるんだ。
例えば、Ⅰ型コラーゲンというものは、
3本のコラーゲンがより合わさってできた、
頑丈なワイヤーのようになっている。
実はこれが、我々がよく知っている腱や靭帯の主成分となっているんだ。
さて、いかがだったかな。
今回はたんぱく質の続きをお伝えした。
たんぱく質やらアミノ酸やら酵素なんて
普段聞き慣れない言葉のオンパレードだね。
でも、たんぱく質は体にとって、
とっても重要な要素の1つ。
お客さんに
「先生、たんぱく質ってなんなんですか?」
って聞かれた時に、正しい知識で正しく伝えられるように
頑張っていこう。
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