「ちょっと骨盤が歪んでいますね」
「足の長さが違うんで身体に歪みが…」
なんてこと、私たちはよくお客さんに言うよね。
でも、本当に身体って歪むと思う?
関節とか骨盤ってズレのだろうか?
そんなことについて今日はお伝えしよう。
もちろん、私自身、身体の歪みや関節のズレを否定するつもりはない。
でもね、あなたには色々な視点で物事を考えて欲しいと思っているんだ。
だから、今日の話も「何いってんだこの人は…」って、
初めから聞く耳を持たないんだじゃくて
「へーそんな考え方もあるんだ~」くらいの感じで聞いてくれればきっとタメになると思うよ。
<ズレ?歪み?>
実は、医学的に言うと関節は「はまっているか」、
もしくは「脱臼しているか」の状態しかない。
脱臼していれば、元通りに整復する必要がある。
当たり前だけど、元に戻した関節はそれ以上戻しようがない。
ただ、関節のアソビの調整がうまくいかなかったり、
筋肉の緊張がうまくいかなかったりして、身体に負担がかかっている状態はあるんだ。
人間は、こういった状態の時に、身体につまったような”違和感”を感じる。
それで、その違和感のせいで姿勢が崩れたり、
ある部分だけに集中して負担がかかったりする。
これが、私たちが言う、「ズレ」や「歪み」の正体というわけ。
今までの話で言えば、機能障害の1つ。
機能障害には機能訓練が必要になる。
そこで、私たちの出番というわけだ。
<関節のアソビがなくなると…>
関節のアソビがなくなり、痛みが出る場合に手助けが必要になる。
このような時は大抵、防御収縮が起きている場合が多い。
(防御収縮についてはもういいよね?忘れてしまった人は過去の記事を見返してみよう)
防御収縮が起きると、関節のアソビはますます小さくなる。
そして、悪循環を起こして、さらに痛みが強くなってしまうんだ。
では、その時にいったい、何をすればいいのか?
<関節のアソビってなんなのさ>
「何をすべきなのか?」その疑問を解決するためには、
もう少し関節のアソビについて知っておく必要がある。
そもそも、関節は”お皿”と”ボール”のような構造になっている。
ボールはお皿の上に軽く乗っている状態。
当然、それだけじゃ、お皿の上からボールは転がり落ちてしまうよね。
そこで登場するのが、関節包という袋状のもの。
この関節包は、袋のような役割をしているものだけど、
ビニール袋のようにやわらかいものじゃなくて、
どちらかと言うと、ゴムバンドで何重にもグルグルまきにしたお椀ようなものなんだ。
お皿(関節)の上に乗っているボールは、
このゴムバンドグルグル巻きの、”お椀”に嵌り込んでいる。
だから、よっぽどの強い力が加わらない限り、
関節が外れたり、ズレたりすることがないんだ。
ちなみに、このグルグル巻きのゴムバンドが”靭帯”というわけ。
<関節のアソビの正体>
今までの話をまとめよう。
関節のボールは、硬いお椀ではなくある程度の柔軟性を持ったお椀にハマっている。
そして、お椀には柔軟性があるので変形をするんだ。
それが、アソビの正体というわけ。
同じ角度で長時間、関節を固定していたり、
負担がかかったりすると、関節についている筋肉の緊張の度合いも上がってしまう。
そうすると、関節のアソビが小さくなって関節がスムーズに動かなくなってしまうんだ。
その結果、痛みを起こしてしまうというわけ。
こんな時は、関節を少し動かしてあげれば痛みは解消される。
ボキボキって自分で関節を動かすと、スッと痛みが楽になることがあるよね?
まさに、それはこいうことなんだ。
さて、いかがだったかな。
ボキボキっと関節を動かして、痛みがなくなればまだ軽い方。
痛みが強かったり、関節の動きが複雑な時などは自分で修正するのは難しい。
こんな時は、私たちの出番というわけ。
なにもかも、関節のズレや身体の歪みを調整すればいいなんてことはない。
そこには、どんな原因があって、
なぜ痛みが起きているのかをしっかり把握することが大切なんだ。
今、あなたが必要としているものは???
・瞬間的に結果が出て患者さんに喜んでもらえる技術。
・感謝され、やりがいが持て、楽しく整体の仕事ができる環境。
・高額な整体料金でも喜んで払ってくれるファン患者さん。
・簡単に覚えられてすぐに効果が出る整体技術。
・何人も施術しても疲れない整体技術。
・施術時間が短くなり自由な時間が持てる。
なのではないでしょうか?
そんな技術を学びたい方やセミナー情報は ★★★こちら★★★
メルマガでブログではお伝えしていない
あなたの整体院を繁盛させる秘訣や成功法則。
とってもお得な情報も発信中! ★★★登録はこちらから★★★