前回で膝の話は終わりにしようかと思ったんだけど、
もう1つだけあなたにお伝えすることがあったんだ。
それは、”膝の水”の話。
「毎回、膝の水を20cc抜いています」とか
「膝の水を抜きすぎてクセになっちゃったんです」
なんてこと、お客さんから言われたことないかな?
なぜ、膝に水が溜まってしまうのか?
膝の水は抜いたほうがいいのか?
膝に水が溜まってしまった時の正しい対処方法は?
今日は、そんなことについて、
膝の番外編ということでお伝えしよう。
<なぜ、水が溜まるのか?>
そもそもいったいなぜ、
膝に水が溜まってしまうのか?
それは、膝の関節の中で慢性の炎症をおこしているサイン。
通常、慢性炎症を起こした膝の水を抜くと、
黄色ががった透明の液体が出てくる。
ちなみに、急性炎症の場合は、
白血球の中でも好中球が関節の中で大増殖するので、
抜いた液体は透明ではなく濁った液体になるんだ。
もし、抜いた液体が水ではなく、
血液だったら膝の中で出血しているというサインだ。
通常、急性炎症は、1週間程度でおさまる。
(これは前にも話しているよね)
でも、急性炎症がスケジュール通りに終わらないと、
慢性炎症に移行してしまう場合があるんだ。
例えば、膝なら軟骨にキズが入って、
そこで摩擦が増えて調子が悪くなる。
そして、膝をかばいすぎたために、
機能障害を起こして慢性炎症になってしまうという感じだね。
<膝の水の正体は?>
慢性炎症の場合、
好中球ではなく、リンパ球が主体となる。
リンパ球は好中球と違って、ガンコで寿命も長く、
なかなか引き上げてくれない。
だから、慢性炎症は”日にち薬”では治るようなことはないんだ。
要するに、放っておいても絶対に良くなることはない。
しっかりと原因を取り除かなければならないんだ。
じゃ、いったい膝の水とは何なのか?
膝で慢性炎症を起こすと、
滑膜が”炎症の浸出液”というものを作る。
あなたが火傷をしたことがあるかは分からないけど、
水ぶくれになった時に、袋の中に透明の液体が溜まるよね。
あれとほぼ同じだと思ってもらって構わない。
関節液は、正常な状態であればだいたい5cc程度。
もし、注射液で20cc抜いたということであれば、
関節液が5倍以上に増えていたということになる。
ということは、膝痛のカギとも言えるヒアルロン酸も
5分の1の濃度になってしまっているというわけ。
<膝の水は抜いたほうがいいのか?>
”膝の水”をクセになるというのは大きな間違い。
そもそも、原因を取り除いていないわけだから、
増えた関節液を抜いても状況は変わらない。
当たり前だよね。
お医者さんなら、
膝の水を抜いた後に
ヒアルロン酸を注入して終了となる。
じゃ、いったいどうすればいいのか?
自分の膝が頑張って
ヒアルロン酸を作り出せる状況にする必要があるんだ。
そのためには、もう耳にタコが出来るほど言っているけど、
”膝の運動”が必要になる。
そして、膝の負担を軽くしたり、
自然治癒力をアップさせる我々の手技が必要というわけだ。
いかがだったかな?
これで本当に膝痛シリーズは最後。
なぜ水が溜まってしまうのか?
原因は何なのか?
そういったことをしっかり見極めて、
施術を行えば膝痛は絶対によくなる。
諦めずに頑張っていこう!!
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