今日は非常識な健康シリーズの４つ目。
”伝統食を食す”についてお伝えしよう。
「伝統食を食べることが非常識なんですか？」
なんて思うかもしれないけど、
現代人はパスタとかカレー、ピザなど
カタカナの食べもをたくさん食べるようになった。
そういった意味では、そばや納豆など
日本で昔から食べられてきた食事は非常識と言えるよね。
もっとも日本の食事を食べる方が非常識というのもどうかと思うけど…
その話はさておき、やはり私たちはアジア人であって、
日本人なわけだから、日本食を中心に食べるのが最も理想なんだ。
また、アジア人として見れば、韓国料理や中華料理も理想といえる。
ただ、中華は油を大量に使ったりするから、
そういった意味では韓国料理の方が私はオススメ。
韓国の女性って色白でスラっとしている人が多いイメージがあるよね？
これは私が食事が関係していると思っているんだ。
韓国料理はヘルシーだし、辛いものが多い。
辛いものを食べれば代謝が良くなるからね。
だから、美人が多いのかな？
なんてね。
＜身土不二＞
ちなみに、縄文時代の人たちが何を食べていたか知ってる？
國學院大學の小林辰夫教授の記事によると、
獣類は、イノシシとか鹿を一番好んで食べていたらしいんだ。
海の魚も、スズキ、ブリ、マグロなんかを食べていたらしい。
ただ、この時代にはまだお米は存在していない。
お米が登場するのは縄文時代の終わり頃と言われているんだ。
勉強になるね。
で、あなたは”身土不二”という言葉を知っているかな？
身は体、土は環境のことを表現しているんだ。
つまり身土不二とは、
「身体（体）と環境（土）はバラバラではありません（不二）」
という意味。
体は食べ物を含めて、
環境から色々なものを取り入れている。
例えば、空気、光、熱、湿気など…
それほど、人間の体と環境は密接に関わっているということ。
逆に言えば、色々なものを適切に体に取り入れることを疎かにすると、
体は環境に適応することはできないということでもあるんだ。
じゃいったい、環境に上手に適応するためにはどうしたらいいのか？
それは…
「その土地の、その季節に合った食べ物を食べる」
ことを意識していこう。
例えば、夏場に食べるすいかやきゅうりなどは体を冷やす働きがあるし、
冬場に食べるみかんや柿などは体を温める働きがある。
現代は技術が発達して、
一年中通して果物や野菜を食べられるようになった。
これはこれでとてもいいことなんだけど、
実は健康面からみるとあまり良くないことだったりするというわけ。
＜一物全体食＞
これは”いちぶつぜんたいしょく”と読むんだけど、
どんな意味か分かるかな？
簡単に言うと
「一つのものを丸ごと食べる」
ということ。
穀物の皮や胚、野菜の皮などには、
それ以外の部分には入っていない
ビタミンやミネラルが含まれている。
また、皮や芯などの堅い部分には、
以前は消化に悪いし栄養も何もないって言われてきた。
でも、近年の研究によって、
そういった部分には食物繊維が豊富で、
腸の健康に役立つことがわかってきている。
そういった意味で言えば、
白米よりは玄米の方がいいし、
葉野菜なら、根っこも工夫して食べるようにする。
そして、根菜なら、よく洗って、皮をむかずに食べられればベスト。
魚もできるだけ丸ごと食べよう。
もちろん、マグロとかあんなにデッカイ魚を丸ごと食べるのは無理な話。
でも、ちりめんじゃことか、ししゃもくらいの大きさなら
十分に丸ごと一匹食べることができるよね。
さて、いかがだったかな？
今日は、伝統食を食すについてお伝えした。
私たちは基本的にアジア人であり日本人。
だからこそ、伝統食が体にあっているのは当たり前の話。
そういったことを無視して、
ピザやパスタなどを食べ続けるから病気になってしまうんだ。
まずは、地の物を、季節に合わせて食べることから始めてみよう。
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