さて、前回はアミノ酸の消化についてお伝えした。
アミノ酸は体の中で作ることができない。
だから、食べ物から摂り入れる必要があるんだ。
この作業が、消化→吸収→合成だったね。
そして、細胞は環境に応じて各種たんぱく質を作り出す。
例えば、あなたが毎日筋トレに励んだとする。
当然、筋肉にはストレスがかかる。
このストレスを下げるために、
筋肉細胞はアクチンとミオシンという
たんぱく質を作って筋肉の量を増やすんだ。
こうやってストレスに対抗しようとする。
その結果、あなたは筋肉ムキムキになるわけだね。
と、ここまでが前回の復習。
そのアミノ酸について、
もう1つだけあなたにお伝えしておくことがある。
それは余ったアミノ酸は
体の中に蓄えていくことはできないということ。
何度もお伝えしている通り、
ブドウ糖はグリコーゲンとして体に蓄えていくことができる。
でも、アミノ酸はすべて「ブドウ糖」に変換される運命にある。
要するに、”使い切れないほどのたんぱく質を食べると
糖分を大量に食べたこととまった同じ”というわけ。
つまり、ブドウ糖を使いきらないと、
結局は脂肪に変わってしまうというわけなんだ。
<腹八分目の科学>
「腹八分目がいい」なんて聞いてことがあるよね?
昔の人はきっと、
いつもいつも満腹だとなんだから調子が悪い。
運動をしないと体が重いということが
経験的にわかっていたんだと思う。
ただこのことは、近年科学的に証明されつつある。
例えば、糖尿病治療の基本は、
膵臓にインスリンの分泌を促す飲み薬や
人工的に合成されたインスリン注射ではなく、
”運動療法”と”食事療法”になっている。
つまり、「腹八分目と適度な運動」となっているんだ。
もう少し具体的に言うと、
インスリンを使っている糖尿病患者さんが
週に3回、1回1時間、息が上がるほどではない、
汗がにじむくらいの軽い運動を10週間続けると、
毎日のインスリンの使用料を抑えることができる
こんなことが最近の研究の結果で分かっている。
ここで言う運動は、持久トレーニングのこと。
いわゆる、有酸素運動と呼ばれるものだね。
だいたい、有酸素運動を3ヶ月位続けると
スタミナがついてくる。
そして、その頃にインスリンの効きがよくなってくるんだ。
<何が行われているのか?>
では、いった膵臓では何が行われているのか?
具体的に見ていこう。
ご飯を食べて、「血液が高血糖になっているぞ」と膵臓が判断すると、
インスリンが膵臓から分泌される。
そして、「細胞のみなさん、今血液中にブドウ糖がいっぱい出回っているので、
どんどん摂り込んでくださいよ」って言いふらしてまわるんだ。
簡単に言うと、インスリンは”お知らせ係”。
じゃ、いったい誰にお知らせするのか?
その相手が筋肉細胞と脂肪細胞。
筋肉細胞や脂肪細胞の表面にある、
”インスリン受容体”というたんぱく質に
インスリンがくっつくことで、
インスリンの任務は完了するんだ。
そして、インスリン受容体にインスリンがくっつくと、
細胞内部にしまってある”ブドウ糖輸送体”という
たんぱく質が細胞の表面に移動してくる。
このブドウ糖輸送体が
血液の中からブドウ糖をひょいっとつまみ上げて
細胞の中に摂り込んでいく。
その結果、血糖値が下がるというわけなんだ。
され、いかがだったかな。
10週間の運動をすることで、
筋肉の中のブドウ糖輸送体がたくさん合成される。
それだけじゃなくて、
インスリンがインスリン受容体にくっついた時の
細胞表面へのブドウ糖輸送体の移動の効率を上げる仕組みが出来上がるんだ。
そうすると、同じ量のインスリンでも
筋肉細胞の表面にはよりたくさんのブドウ糖輸送体が並ぶことになって、
よりたくさんのブドウ糖を摂り込むことができるようになる。
たんぱく質の話も終盤にさしかかってきた。
もう少しでコンプリートするから頑張っていこう。
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